疲れると背中が痛い。。。背中をグイグイほぐしてはいけない理由

疲れると背中が痛い
背中が重くなる
背中をグイグイほぐしてもらいたくなる

でもなかなか治らない。という方も多いことかと思います。
私自身だいぶ前に背中の筋肉をテニスボールなどでグイグイほぐしたいりしていたことがあります

グイグイほぐすと「とっても痛気持ちいい!」って感覚で、終わった後楽になりますね
でも

次の日にはいつも通り硬くなってまたグイグイしたくなっていました。。。

毎日欠かさずやっていた時期がありました。するといつの日か

あれ?背中が痛い。。。

特に、同じ姿勢でずっといるとだんだんとずーーんと重たくなって痛みだしていました。

その時も対処法として「硬いからほぐせば治るはず!」なんて考えてほぐしていました。。。
↑これ大きな間違いなんです。

私自身が間違えて自分を痛め、、、今は痛みのない状態に回復させた経験から、疲れると背中が痛いという方に知ってほしい!背中をグイグイほぐしてはいけない理由を書かせていただきます。

背中が痛い。。。背中をグイグイほぐしてはいけない理由

結論から言うと

ここを緩めてしまうからです!

ここってグイグイやると痛気持ちいところではありませんか?
特に凝っているところではありませんか?

ここは肋骨と背骨を繋いでいる関節で「肋横突関節ろくおうとつかんせつ」と言います。
日常生活の前かがみ姿勢が多いと、肋骨はただでさえ前側に引っ張られています。

それは

肋横突関節(ろくおうとつかんせつ)が伸びている!と考えられます

背中をグイグイとほぐすと、この関節もグイグイ伸ばすことになり注意が必要!

以前にもお伝えしたことがありますが、この伸びた関節のところの筋肉は関節の動きすぎを守るために硬くなってしまいます。すると「筋肉が硬いから緩めよう!」と考えてしまいがちです。。。筋肉をほぐしているようで、奥にあるこの関節も押していることがあるため注意です。

硬いから緩めようと安易な理由で緩める整体院、治療院もたくさんあります。私自身整体の施術をさまざまなところで勉強してきましたが、「背中の硬い箇所をしっかりほぐしましょう」と教えているところも多いのが事実です。

背中に負担がかかる原因とは


多くの日常生活は丸まった姿勢で、前作業がほとんどです。
その結果、体は丸くなり頭が前に歪んだ状態になります。
すると先ほど述べた肋横突関節(ろくおうとつかんせつ)のところは前に引き伸ばされてしまいます。

また、背骨の動きも硬くなってしまうと肋骨の動きが頑張らなくてはならなくなり、負担がかかってしまいます。

背骨が硬くなる原因としては

・デスクワークなどの固まった姿勢
・内臓の疲れによる背骨への影響
・感情的ストレスによる影響

など様々な要因で起こります。

背中の痛みに!背中ではなく前側を緩めよう

背中の痛みがあるというのは、背中の関節に負担がかかっている状態です。
負担がかかっているのは前側に引っ張られてしまっているため、後ろが引き伸ばされているためです。そのため、後ろを緩めたり、伸ばすのではなく!

前側で引っ張っている組織を緩めることがポイントです。

以前おすすめしましたこちらの記事で、肋骨のところの筋肉を緩める方法も効果的ですのでお試しくださいね

まとめ

・背中の痛みには背中をぐいぐい緩めないこと
・背中を緩めるのではなく、前側を緩めよう

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最後までお読みいただきありがとうございます

江戸川区大杉で整体院ライフィールを運営。オステオパシー、ケリーメソッド、エネルギー療法と、様々な療法を学び、統合した【こころーからだのセラピー】で心身の不調をサポートをしている。技術の高い施術家育成のためのケリーメソッドを伝える講師としても尽力している。二児の父である。

・オンライン(遠隔)セッション/出張施術 可
・ケリーメソッド関連勉強会を担当
・企業様向け健康増進運動教室/健康増進セミナー
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