同じ姿勢でいると背中が痛むあなたに!背中の筋肉をほぐしてはいけない理由

・つらい腰痛

・肩こりの方

に知ってほしい

原因となる猫背について

先日アスリエ一之江にて開催しました「姿勢講座 猫背改善編」の内容をまとめました

今回はパート2

「背中の筋肉をほぐしてはいけない理由」

前回の記事はこちら

 

背中の筋肉をほぐしてはいけない理由

猫背を改善しようと、硬くなっている背中を緩めるために

マッサージ屋さんや、リラクゼーションサロンではよく背中をマッサージしますね。

自分でも背中をテニスボールなどでゴリゴリしていませんか?

しかし、

・疲れると背中が痛い方

・猫背の方

・腰痛の方

・辛い肩こりの方

は注意が必要です

背中の筋肉はとても細かな筋肉から大きな筋肉まで、とても多くの筋肉があります。

中でも脊柱起立筋という筋肉が奥にあり、背骨の関節を守っています。

背中の筋肉は常に頭の重さを支えています。

そのため、ずっと猫背の状態でいると頭の重さを背中が絶えることになります。すると背中の筋肉が緊張し疲労が溜まってきます。これがいわゆる凝った状態です。すると

・背中が痛くなってきた

という状態になる方も多いと思います。特に

 

肩甲骨の内側が痛い!

という方はついつい、その部分をテニスボールなどでグイグイとほぐしている方もいると思います。またはマッサージでここがこるからマッサージして!と揉んでもらっているかもしれません。

揉んでもらうと気持ちいのです。

実は、この肩甲骨の内側の奥には大切な関節(肋横突関節)があります。

じっとしていて痛むのは靭帯が伸びて悲鳴をあげている!?

実は先ほどの肋横突関節が伸びてしまっている方が多いです。伸びるとは靭帯が伸びている状態です。足首の捻挫がその例ですね。背中も慢性的な猫背や使い方の癖によって負担がかかり伸びていることがあります。

この靭帯が伸びると、周りの筋肉が靭帯の代わりに硬くなり、関節を守ろうとします。これが凝った感覚になります。

そんな時、ゴリゴリとほぐしては、、、

いけません!

このケースでは関節を守ろうとして硬くなってるため、ほぐすことで関節を守れなくなってしまいます。

むやみに背中をぐいぐいほぐすことはやめましょう。

今まで間違っていた!?と思われる方いらっしゃるかもしれません。

そんなこと言うのは私自身も経験があるからです。

 

私は昔、セルフケアで背中をゴリゴリほぐして背中を自分で壊しました


私自身運動指導の勉強をしている際に、背骨が硬いのを緩める方法としてゴリゴリと緩める方法を知りました。私は習ったことをひたすら実施しました。毎日行い2週間後には背中が柔らかくなり背筋が伸びやすいくなりました。

これだけ聞くと、猫背改善成功!!と思いますが、、、

なんだか背中に痛みが出るようになったのです。。。

疲れてくると、背中が痛い。。。

・寝ていると楽

・同じ姿勢をしていると痛い

・夕方ぐらいはつらい

その後、手技療法の勉強をしている時に背中の治療をしてもらいました。すると

「これは動きすぎです」

と言われたのです。これは関節が過度に動きすぎて関節に負担がかかっている状態です。専門的にはハイパーモビリティーと言います。動きすぎ関節です。

過度に緩めることは実は動きすぎ関節(ハイパーモビリティ)を作ってしまうため注意が必要です。多くの方は痛いところを緩めればいいと思っているように感じます。痛い場合はその箇所は触らないようにすることがオススメです。

まとめ

・背中はグイグイほぐしてはいけない

・肩甲骨の内側が痛むそんな時は関節が動きすぎているかも

 

次回のパート3では猫背改善のために

腰痛 肩こりの方必見!原因の猫背を改善する大切なポイント

 

江戸川区大杉で整体院ライフィールを運営。オステオパシー、ケリーメソッド、エネルギー療法と、様々な療法を学び、統合した【こころーからだのセラピー】で心身の不調をサポートをしている。技術の高い施術家育成のためのケリーメソッドを伝える講師としても尽力している。二児の父である。

・オンライン(遠隔)セッション/出張施術 可
・ケリーメソッド関連勉強会を担当
・企業様向け健康増進運動教室/健康増進セミナー
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